2020年10月9日のトヨタ自動車九州株式会社さんと株式会社富士通九州システムズさんとの健康経営を通した交流をご紹介します。
　
『トヨタ自動車九州株式会社産業医黒木 直美さんが、株式会社富士通九州システムズさんで働く女性の健康に関して教育講演！』

（教育講演中の黒木先生。対面での講演を思わせるような素晴らしいお話でした。）

株式会社富士通九州システムズさんでは、コロナ禍の中、リモートシステムを駆使しての従業員の方々への健康教育を企画されました。この秋は、 “働く女性の健康管理”に関する教育の企画です。
「他社の女性の健康管理はどう進められているのだろう？」、「わが社の健康管理の状況は他社からみれば、どうなんだろう？」、「地場の企業で実際に健康管理を推進されている企業の産業医に、他社の目線で教育と意見をいただきたい」、このようなご要望から、今回の企画が実現しました。

≪株式会社富士通九州システムズさん≫
「2019年7月22日の福岡女子大で行われた健康経営フォーラムー健康経営と女性の健康管理―でモデレーターをされていた黒木先生のご見識に触れ、弊社での健康教育にお手伝いいただけないかと考えていました。リモートでの開催で不安もありましたが、事前の打ち合わせにも黒木先生だけでなく、同社の安全健康推進部ヘルスケアセンターの方々にも参加をいただき、この打合せを通して、女性の健康管理に関する弊社の課題も整理することができました。コロナ禍で健康経営の推進、保健事業の推進の難しさを感じていましたが、トヨタ自動車九州株式会社様のご支援をいただき、健康経営の新しい一歩を進められたと実感しています。」

≪トヨタ自動車九州株式会社さん≫
「弊社は九州・福岡健康経営推進協議会への参画のもと、協力企業様と一緒に健康経営の普及啓発活動に携わってきました。その中で弊社の健康経営の取組事例の発表等をさせていただく機会をいただいたことはありますが、今回のような企画は初めてであり、今回の講演テーマとしました「働く女性の健康管理」を考える中で、改めて弊社としての課題の認識もできましたし、株式会社富士通九州システムズ様の健康に関する課題や健康経営の推進状況について情報交換することができ、大変有意義な時間となりました。今後も地場の企業様と連携しながら、九州・福岡での健康経営の推進に貢献していきたいと思います。」

≪事務局より≫
黒木先生のリモートでの教育講演は、自社でのご経験と、株式会社富士通九州システムズさんの健康課題、施策を踏まえたもので、参加者の方々には納得感、実態感があるものだったのではないでしょうか。また、終了後の両社の人事部門、健康管理部門の方々との健康管理、健康経営の推進に関する情報、意見交換は実りあるもので、地場企業間の健康経営の協業に関して大きなヒントをいただきました。