２０２１年８月１８日　株式会社九州日立システムズが健康経営の一環として開催の【オンラインファミリーデー】歯科イベントにて、日本アイ・ビー・エム健康保険組合の歯科医師、加藤 元先生がご講演をされました。

（加藤 元先生：コロナと長雨を明るく吹き飛ばすかのように、アロハ柄の白衣で颯爽と登場されました。）

加藤先生は産業歯科医ですが、学校、幼稚園での校医や講演などの啓発活動の経験も豊富なことから、子ども目線でのお話しぶりや体験型の豊富なメニューでびっくりさせたり楽しませたりすることが大のお得意でした。

親子参加型のセミナーは、『チャレンジ　お口博士』ということで、ワニの歯の話、歯の漢字の由来、歯垢の中の細菌が動いていることを視認し、その中のむし歯菌の“うんこ”と“おしっこ”によるむし歯のメカニズムを学びました。歯のクイズで知識を定着させ、実験を３つも行いました。

むし歯のなりやすさテスト、普通の唾液とガムを噛んでたくさん出した後の唾液のpHの違いを色で確認したりしました。皆さん上手に実験ができたようでした。

質問コーナーでは、積極的に手が上がり「歯の磨き過ぎはありますか？」「歯の磨く順番は？」「フッ素は毎日ですか？」と良い質問ばかりで、先生も喜んで一生懸命お答えされていました。オンラインセミナーに参加している子どもたちは、家からの参加のためか、緊張することなく自然体でした。挙手や拍手、発言したりと、とてもスムーズでオンラインへの戸惑いは一切無いようです。学びながら楽しみ、夏休みの宿題にもなりそうな盛り沢山なセミナーでした。

オンラインは距離や時間の制約、健康経営は企業間の垣根を越えて協力することができるようになりました。今後も企業間の交流を深めよりよい活動を支援できれば幸甚です。